Bianco grigio #114
宮崎県宮崎市の住宅
白くて四角い家が好きだということと、必要な部屋だけを教えてもらい、あとは施主さんの人となりと土地の持つ条件と予算によってプランが決まっていった。
吹抜の大きな開口の先には芝庭とその先には遠近の山並みが続く。ガラス開口よりも外壁開口を小さくしたのは、全体に対する開口のバランスとテラスをアルコーブ
っぽくしたかったため。インナーテラスという言葉を誰が言い出したかは知らないけど、俗にいうとそんな感じのスペースである。そこにブランコもある。
階段は上下を繋ぐ動線だけの役割とせずに、丸くして吹抜空間に味付けした。