remolon #228
宮崎県宮崎市のマンション1住戸のリノベーション
単身暮らしのマンション1住戸である。
単身であるので空間を仕切って部屋を設ける必要ないけれど、かといってゲストに寝床が丸見えなのはやはりいただけない。
となると、パーテション的な考えが出てくる。つまり空間としては繋がっているが、目線はカットするというもの。
外の景色もそうだが、窓やバルコニーは老朽化も相まってあまり褒められた状態ではなかったし、
かといってマンション共用部に当たるそれらは勝手に手をつけることもできないので、その褒められた状態ではないそれらに意識がいかないような
プランにしている。それが今回は直線構成ではなく曲線を織り混ぜている。なぜ曲線としたかは、スタディでいろんな線を描いている過程でいい感じになったからである。
で、微調整でその他の収納部分や水回りが綺麗にハマったので、決定した。
造作のソファの生地はあのミナペルホネンのタンバリンだ。高かったが、やはり良いものが空間に存在すると、ピリッと引き締まる。
remolon
住宅|宮崎県宮崎市
house|Miyazaki-shi,Miyazaki,JAPAN
設計:有限会社COGITE
施工:think builder株式会社
構造:
規模:
敷地面積:
延床面積:65.00m2(19.66坪)
設計期間:2022年5月~2022年7月
施工期間:2022年8月~2022年9月
撮影:studio marsh 沼口紀男
KK
改修前