だからどーした

昨日一通の封書が事務所に届いた。
“各位「現代日本の室内空間」ご出品のお願い”とある。
ART BOXという会社の出版企画部からである。

本文
現在企画進行中の同書に作品掲載のご協力を賜りたく本状をお送りしました。
ーーー中略ーーーー
本書刊行にあたり、人々を取りまく多様なインテリアスペースを形づくる、現在活躍中のデザイナー、
建築家の方々に作品のご掲載をお願いしたいと考えております。
何卒、ご検討いただきますようお願い申し上げます。
尚、弊社については1日6万件のアクセスを誇る「アートの発信基地」 ART BOXインターナショナルのホームページを是非ご覧ください。

ぴーんと来たね。
またかと思ったね。
ファイティング原田具志堅用高 に引き続きと思ったね。
“作品掲載のご協力”このフレーズがみそ。
持ち上げるだけ持ち上げといて、じっくり目を通すとつまり単刀直入には、広告依頼である。

おまえんとこ、ちったぁいいもんつくってるみたいだからよぉ、 どうよ、おれんとこの本に載せてやるけん、
でもただじゃあおれんとこにはなーんのメリットもなかけん、 そこんとこよろしく。

まぁ、腹の内はそんな感じだろう。

出品料105,000円。
見開き2カラーページ。
出版後も当社HPで作品掲載、作家を紹介し積極的にPRします。と。

掲載予定作家も若干載せてある。
有名どころで言えば、
隈研吾、面出薫、葉祥栄、ほか
過去に発刊した同シリーズの「現代日本の建築」というものもあり、
これにはかなりの有名建築家が名を連ねている。
新居千秋、安藤忠雄、石山修治、川口通正、北川原温、北山恒、隈研吾、 黒川紀章、板茂、平倉直子、古市徹雄、六角鬼丈ほか
全国各地の公立図書館、美術館にも所蔵されているし、全国各地の書店でも扱ってらっしゃる。

だからどーした。

申し込み締切(入金)2月8日だと、コノヤロー。
1週間しかねーじゃねーか、バカヤロー。
ははん、読めたぞ、超売れっ子にはもっと早く案内してやがったな。
で、申し込み具合の様子を見てページ数調整のために第2段、第3段と募集をかけてきやがったのだな。
俺んとこは一体第何段なんだ。バカヤロー。
エサまけば誰でも食いついてくると思うなよ。
1万円なら考えてくれてやる。
10万円も払えるか。コノヤロー。

覚えてやがれ!

でもなんだか悲しく悔しいぞ。

がんばるぞ。 コノヤロー。