casa angolo #238
宮崎県日向市の住宅

迫り来る波の様にそそり立つ壁と屋根が印象的なフォルムを持つこの住宅はまさに波をイメージして設計した。
というのは全くの嘘で気をてらったわけでは全くない。
ではなぜこんなフォルムにしたのか?車は屋根付きというクライントからの条件をクリアするためである。
それでもわざわざこんなフォルムにしなくとも屋根は構築できるだろ?という声が聞こえるが屋根だけを水平に2.5m出すのは構造的に色々と難しいし、先端に柱を設ければ駐車がしにくい。
ということで方杖(柱と梁を斜めに補強材として用いるもの)を設けその方杖を曲面で覆ったというわけである。
建物の中へはモーゼの海割りのような階段の左右で親世帯と子世帯に分けている。
敷地の大半は道路面から1mほど上がっており、地形をそのまま利用したような断面構成となっているので、室内床のレベルは道路から1mほど上がっている。
周囲は住宅が密集しており外に見える景色に魅力は感じなかったので光だけ取り込むことにした。
その光は屋根の上部に水平に連続する窓からとした。
室内からは空と道路向かいの屋根群だけが水平窓から飛び込んでくる。











